
2008/4/29
それでもオープニングラップで順位を挽回、この周を予選と同じ10位で通過した。翌周には8番手、7周目には6番手まで順位を上げていた。タイムも4周目には39秒台に入れ、ペースも40秒台とトップグループと変わらないタイムで周回を重ねた。しかし、玉田だけがソフトなフロントタイヤを使用したためか、11周目に入りそのフロントタイヤのグリップ力が著しく低下。ペースを1分41秒台まで落としてしまった。13周目にはポジションを8位まで落としたが、これ以上は順位を落とせない玉田は懸命に41秒台をキープ。最終ラップまで後続の猛追いを振り払い、レース1を8位でゴールした。
レース2も同じような展開で始まったが、オープニングラップを9位で通過。今回は固めのフロントタイヤにした玉田はレース1とほぼ同じペースで周回を重ねていた。10周目には8位まで順位を上げるが、そこからは9位争いを展開。レース後半はペースをあまり落とさなかった玉田が、前を行くマシンを追う展開となった。一時は3秒以上あった差を最終ラップでには1秒半まで縮めたが、最後まで抜くことはできず、レース2を9位でフィニッシュした。
今シーズン、玉田が両レースを完走したのは初めて。完走したレースではすべてポイントを獲得している。ポイント争いでも18位から15位に上げた。
玉田はこのまま、ヨーロッパに残り、5月11日に開催されるFIMスーパーバイク世界選手権シリーズ第5戦に参戦する。
玉田誠
「ヘレスでのテストでベース作りを出来た事が大きかったです。そのベースセットで初日を迎えましたが、順調に走行できました。ただ、他のセッティングを試し、元に戻らないことが心配でした。今後はレースウィークにいろいろなセッティングを試す信頼性が課題になると思います。今回は苦手なアッセンで2レースとも完走し、そしてポイントを獲得できたこと、トップグループと同じタイムでレースできたことが最大の収穫です。マシンはかなりレベルアップしています。まだやらなくてはならないことがありますが、着実に一つずつ解決していきたいと思っています。そして早く優勝争いに加わりたいと思っています」 |