2008/4/7

スーパーポール直前に行われた公式プラクティスで1分35秒172とまた自己ベストを更新し、このセッションを8番手で終えた玉田は、スーパーポールを5番目に出場。チャタリングは解消していなかったが、玉田は1分34秒930をマークし、12番グリッドを獲得した。

決勝のレース1はこのレースウィークで一番気温が低いコンディションでのレースとなった。まずまずのスタートだったが、第1コーナーで集団に飲み込まれ、14番手まで落ちる。気温が低いためか、フロントタイヤのグリップがなく、注意しながらの走行となった。36秒台での走行を続けた玉田は我慢のレースを展開していた。レース中盤から後半にかけて、玉田の前を走るグループがのきなみ37秒台までタイムが落ちる。その中で玉田は常に36秒台をキープ。一時は3秒以上離れていたライダーにも追いつき、順位をあげていく。後半では常にトップ5以内のタイムで周回を重ねた玉田は9位でフィニッシュ。今季初のトップ10を獲得した。

決勝レース2で玉田はスタート失敗、15位まで順位を落とす。マシンの調子はよく、レース1でなかったフロントタイヤのグリップも解決していた玉田は、様子をみながら順位をあげていく作戦を見計らっていた。そろそろ前へ出ないとトップグループから離れてしまうと判断した玉田は、7周目に14位にあげた。8周目に入り、前を走っていたロベルト・ロルフォ選手を抜こうとしたところ、玉田は自分のフロントタイヤをロルフォ選手のリアタイヤに接触させてしまい、転倒。残念なリタイアとなってしまった。

玉田はこのままスペインに滞在。10日から3日間行われるヘレス・サーキットでのテストに参加して帰国する予定。
FIMスーパーバイク世界選手権シリーズの次戦は4月27日(日)、オランダ・アッセンで開催される予定。

玉田誠
「レース2での転倒は残念です。スタートがよくなく、抜くのが難しかった。最初は様子を見ながら走っていましたが、このままではトップグループにおいていかれると思い、ナーバスになりはじめ、自分をプッシュし始めたころでした。そこで、前の選手に接触して転倒してしまいました。レース1後にサスペンションのセッティングを変えてグリップも増え、バイクも安定していたので本当に残念です。レース1は満足です。それは順位だけではなく、いいリズムでレースを完走したこと、そしてレース後半にグリップがなくなってきたのに、タイムをあげられたことです。このあとのヘレスでのテストでマシンの開発を進め、万全な体制で次戦のアッセンを迎えたいと思っています」
  BACK